腸管細菌の加齢臭

腸管細菌の加齢臭

年齢が高くなるにつれ、体には体臭などのさまざまな変化が現れてきます。

腸の中には、100種類もの細菌があり、その数は100兆個にもおよんでいます。

腸内の細菌叢の中身が、年齢ごとに変化を遂げていくので、そのことが体臭にも関わりを持つようになります。

赤ちゃんの頃は、善玉菌のビフィズス菌の割合が9割にも及びますが、年齢を重ねるごとに減っていき、高齢者になると半分にも満たなくなります。

善玉菌の反対である悪玉菌のウエルシュ菌は、年齢が40歳前後に差し掛かると、急速に増加していきます。

高齢者になった頃には、善玉菌のビフィズス菌の数よりも多くなるほどです。

ビフィズス菌の乳酸菌は炭水化物を主に発酵し、タンパク質は臭いがあまりしないアミノ酸に分解し、吸収は腸から行われています。

ウエルシュ菌は、タンパク質を腐敗し発酵させることから、体臭の原因となるのです。

ウエルシュ菌によるタンパク質系の体臭には、アミン類、スカトール、インドール、アンモニアなどがあります。